ル・フルドヌマン櫻町吟オープニングセレモニー

 ※ル・フルドヌマン櫻町 吟は、2022年7月をもちまして閉店いたしました。長らくのご愛顧誠に有難うございました。

下記はオープン当時の記事です。

ル・フルドヌマン櫻町吟

オープニングセレモニーの挨拶


本日は、松井桜井市長さま、はじめ、各界からの来賓の皆さまにご列席賜り、ル・フルドヌマン櫻町吟 のオープンセレモニーを迎えることができましたことを心より感謝いたします。そして本プロジェクトに関わっていただいたすべての皆様にこの場を借りて、厚く御礼申し上げます。  また、足元の悪いなか、かつご多忙のなか、オープンセレモニーに大勢お出ましいただき、この声援に感激し、感謝の念で一杯であります。
本レストランプロジェクトは、桜井市空き家対策総合支援事業の一環として昨年4月に開店したコミュニティカフェ櫻町珈琲店に次ぐ、第二弾の桜井まちづくり株式会社の事業であります。桜井まちづくり株式会社は、7年前に発足いたしました桜井市本町通・周辺まちづくり協議会が母体となり、一昨年、地元有志の皆さま方や、桜井区自治協議会、桜井商工会、大和信用金庫、南都銀行の皆さま方のご出資により設立いたしました。そして、国土交通省所管による「都市再生推進法人」を桜井市より認定され、桜井市さまからも出資を頂き、官民共同のまちづくり会社として、地域活性化を目指して活動してまいりました。「桜井らしさを醸す歴史的な景観を残しつつ、訪れてよし、住んでよしのまちづくりを目指す」をコンセプトに、住民アンケートで一番要望の多かったカフェやレストランとして、長年空き家であった店舗を改修し、重点景観形成区域のモデルとなるような装いに整えています。本改修にあたり、資金面では、国や桜井市からの補助をいただくとともに、REVIC(地域経済活性化支援機構)キャピタルと大和信用金庫による やまと観光活性化ファンドを活用させていただき、設計・施工面では、地域計画研究所および山本工務店のご尽力により、無事竣工いたしました。レストランの建物は、大正時代の建築と推定され、外観は石とレンガタイルによる重厚な表情を呈しており、入り口をはいってすぐのホールは二層吹き抜けとなっており、二階の回廊と格子天井、細長い窓がとても美しい空間になっています。このレトロな空間にふさわしいレストランを担っていただくのが、森田銀司さんです。自家農園のとれたて野菜や契約農家さんからの季節のフルーツ、和歌山県由良から直送の海の幸、大和牛や大和ポークなど、旬の素材や地元素材を散りばめた、和とフレンチの料理を提供いただきます。とりわけ、野菜は、吟さんが桜井市内で畑を耕作、栽培されています。とれたて野菜を特注のペレット窯で焼いて提供いただくのも楽しみです。
ちょっとオシャレなレストランで食事をしたい方、婦人会や同窓会などの懇親会、あるいは結婚式の披露宴会場など住民の皆様にご活用していただける場が誕生しました。ランチタイム、ディナータイムに加えてアフタヌーンティタイムも準備されています。今回の事業でさらに効果を感じています。新たな雇用が生まれたことです。
吟さんが、ホールスタッフを募集されましたところ、70名を超える応募者が現れたことです。結果、15名が採用され、14名は桜井市在住の方で、工事中からこの外観に関心を持たれ、素敵なフレンチレストランが誕生したので応募に来られたようです。当レストランが、地元の皆さまや、桜井に訪れていただいた皆様に、ご愛顧いただき、末永くご利用いただきますようお願いします。そして、第一弾のカフェ 櫻町珈琲店、第二弾のレストラン 櫻町吟が、まちづくりの活性化および町並みの景観維持の起点となり、第三弾、第四弾と、これからも、まちづくり活動を拡大発展させ、地域活性化に寄与していくことを誓い、ご挨拶の言葉とさせていただきます。本日はご来場ありがとうございました。

桜井まちづくり株式会社
代表取締役社長  岡本 健

 

ル・フルドヌマン 櫻町 吟 オープニングセレモニーの様子


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